医療ミスについては書こうか書くまいか迷ったのですが
流れの中で書いておこうと思います
医療ミスに関しては、
今現在次女に影響もなく
医師や看護士さんには入院中・退院後も
母子共によくしていただいて
感謝の気持ちしかないので
遺恨もありません
体調を戻して、早く家に帰ろうと決めて
寝て起きた次の日の朝には
産婦人科の先生にすぐその思いを話しました
先生は戸惑いつつも、気持ちを汲み取ってくれたようで
検討してみると言ってくださいました
そして、看護士さんにも
大部屋でいるのが辛いので
個室に移して欲しいともお願いしました
運よく空いてたようで、
その日の朝には一人部屋にうつる事ができました
昼頃、小児科の先生と面談があったので、
聞きたかった事を書いたメモを持って
面談室に行きました
先生と看護士さんとの面談が始まると
先生から次女の投薬にミスがあり
通常の13倍の薬が体内に入ったとの事でした
薬を2回薄めないといけないのに
1回しか薄めずに投薬したとのこと
処置はすぐしていて、命には別状はないけれど
その後の状態を観察していきます、申し訳ありませんでした
との事でした
この時、私は頭が真っ白になりました
ただ、お願いしますという事しかできず
聞きたかった事を淡々と先生に聞いていました
看護士さんが、見ていられなくなったようで
「怒ってもいいのよ!」と言ってくださったのですが
元はといえば、私のせいで次女をこんな状態にさせているので
ミスした看護士さん達を責める資格もないですと…
ただただ、私にできる事は何もないので
次女の事をどうぞよろしくお願いしますと言うので精一杯でした
部屋に戻って一人になると、大声で泣きました
「ごめんね…ごめんね…」
私が次女と変われるなら…とこの時ほど
願った事はなかったです
その後、夫も来て先生からお話を聞き
私が気付かなかった点を色々と質問してくれました
夫は怒るのかと思ってましたが、私以上に冷静でしたし
質問も的確で、先生からの回答も的確で
その時考えうる心配事が全部晴れていきました
私は次女を感染させてしまった上に
何もしてあげる事ができない母親失格だから
先生や看護士さんに次女を託すしかないと思っていました
この時が底だったと思います
どす暗い靄の中を必死で進みながらも
ずっと同じ靄が広がっている感じでした
この後も必死でしたが、
靄がどす暗いグレーから徐々に薄いグレーになってきたように思います